小学生の通信手段は交換日記だったについて
小学生の頃、転校生のお世話係りになった。当時、私は学級委員だったこともあり、先生から転校生に、わからないことは色々と教えてあげるようにと言われた。東京から転校してきたその友達は、今まで見たことのないような雰囲気があった。私は女の子で、相手は男の子だったが、親しみ易い性格だったため、私たちはすぐ仲良くなれた。掃除に行くときも、場所を案内したり、掃除用具の場所を教えたりと色々やった。生活に慣れるまで、私たちは隣の席にさせられた。
私たちはお互いに好意を持っていた。お互いに口にはしないが、わかっていた。自然な流れで、みんなに隠れて交換日記をすることになった。私たち2人の通信手段は、交換日記となった。当時の通信手段は、家の電話しかなかった。携帯電話やベルなど、存在しなかった。それに、小学生だったら持っていなかっただろう。交換日記には、他愛もないことを書きあった。休み時間に何をして遊んだとか、算数の問題は難しかったとかそんなことを書いて、私たちは小学生生活を楽しんでいた。